私のふるさと ‐ 三峡

三峡（さんきょう）は私が育った場所です。中国の四川省の三峡じゃなくて、台湾で台北市から車で半時間ぐらいの新北市の市轄区です。地名は三本の河川が合流することから「三角湧（さんかくゆう）」と呼ばれていた。日本統治時代に日本語の発音が似ているので三峡と改称した。

三峡には、二百年の歴史を超えた祖師廟（そしびょう）がある。今まで、三回て替えて、大勢の観光客がよく参拝したり、遊んだりしに来ている。毎年、一年間の平安のために、旧正月六日に盛大な「神豚殺し」の儀式が行われている。「神豚」は本当の神ではなく、六百キロくらい重い、巨大な豚と呼ばれている。しかし、人道問題に関わっているので、この数年、止めたほうがいいというような反論もある。

神豚殺し儀式

自然の風景もあるし、有名なお土産「クロワッサン」パンもあるし、伝統な手工芸「藍染（あいぞめ）」もあるし。三峡には、体験できることが多くある。機会があれば、遊びに来てください。